久し振りに寅さんの話し。

2018.02.20 Tuesday

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    久し振りに『男はつらいよ』の話し指

     

    1973年公開第12作目 〜私の寅さん〜より

     

    いつもの通り久し振りに柴又に帰ってきた寅さん。

    家族もいつも通り歓迎し喜ぶも、どこかぎこちない。

     

    晩ご飯時に家族は言い出そうとするが、寅さんが先回りし検討違いの気遣い。

     

    そこに御前様が登場し家族旅行で九州に行くことを喋ってしまう…。

     

    運悪く九州旅行前日に帰ってき留守番をさせられ、

    また直接家族から教えて貰えず不機嫌になる寅さん。

     

    旅行先からの電話を強要し「電話が遅い」「家が火事になった」と難癖をつけ、

    旅行先の家族に心配と迷惑をかけ喧嘩までしてしまう…。

     

     

    そして帰宅当日…。

     

     

    ここからが好きなシーン。開始36分頃。

     

     

    何やらタコ社長、源ちゃんに指示をだし

    お風呂を焚いたりご飯を作らせ、自身も部屋の片づけをする寅さん。

     

     

    二人も寅さんの機嫌を損ねまいとテキパキと応える。

     

     

    片付けと食卓の準備がひと段落した寅さんが

    久し振りの再会が待ち遠しいのか嬉しそうに、

     

    久し振りの長旅から帰ってきて、うちの中がかっちらかってると気分が悪いからなぁ。

    なぁ社長、いずれそのうちにその入口からおいちゃんとおばちゃんとさくらがよ、

    こんな大きな荷物を抱えて「はぁくたびれたくたびれた。うちが一番良いよ」

    な〜んて言って帰ってくるんだよね。その時の迎えるこの言葉が大切だなぁ。

    「あ、お帰り。疲れたろ。さぁさ、さぁ上がって上がって上がって」ね、

    熱い番茶にちょっと厚めに切った羊羹の一つも添えて出す。

    ホッと一息いれたところで「風呂が沸いてますよ」長旅の疲れをすっと落とす、出てくる、

    心のこもった昼飯がここで待っている。ね!温かいご飯・鮭の切り身・山盛りのお新香。

    「どうだい?旅は楽しかったかい?」例えこれがつまらない話でも、

    「面白いねぇ」と言って聞いてあげないといけない。

     

     

    長旅をしてきた人は優しく迎えてやらなきゃなぁ。

     

    と、終始嬉しそうに楽しそうに喋ってた寅さんも最後はシミジミと…。

     

     

    そこに寅さんの予想通り荷物を抱えたご一行が帰宅。

    慌てて最終の準備をしだす寅さん、出迎えると思いきやどこかへ…

     

     

    さくらが寅さんを探すと準備された食卓・ご飯に気付き、

    その奥でタコ社長は家族に顛末を説明。

    寅さんの心遣いに嬉しくなり一同で寅さんのいるところへ…

     

    お風呂の湯加減の調整までしている寅さんにさくらが驚いた様子で…

     

     

    さくら「お兄ちゃんただいま」

     

    寅さん「うん」

     

    さくら「お風呂も沸かしてくれてたの」

     

    寅さん「早くは入れよ」

     

    と、照れ隠しでそっけない素振りをする寅さんでした。

     

    ってお話指

     

     

    ちょっと長くなったけど・・・

    たった2分程のこのシーンに寅さんのキャラが凝縮されているよねぇ笑顔

     

     

    あとここから学べるのは、

    「自分がされて嬉しい事は人にもしましょう」って事かなぁ。

    ちょっとした気遣いだったり声掛けとでも言いましょうか…。

     

    けど「俺がやった」とは言えない、言わない照れ隠しの部分がまた良いよねぇグー

     

    僕やったら『俺がやりました!』ってメモを貼ってでもアピールしちゃうかもw

     

    『男はつらいよ』全部に言えるけど、

    こう言うちょっとしたシーンに侘び・寂び・情が盛り込まれていて堪らなく好き。

    ってお話。ではバイバイ